バリ/ウブッド通信 132号/祈り-Prayer-

バリ ウブド通信 132 祈り -Prayer-


どんな信仰や宗教に於いても「祈り」は欠かせません。祈りは人間が持つ素晴らしい思考、感性からくる異次元へのつながりを表現し、現実の心境を四次元化、五次元化するものです。単なる不安や心配の解消ではなく、肯定的な祈りは慈愛であり、思いやりでもあり、日常的な祈りはシールされたバリヤーを生み出すのです。バリの人の生活では祈りは欠かせません。毎日のことで、悪霊からの守護、祖先への感謝、慈しみ、神への自然への尊重、霊への癒し、生と死の祝いと弔いなど、これは彼らはいつもこの霊、祖先、神、生死といつも共に生活をしていると言っても過言ではないでしょう。日常生活の中に常にこれらの要素を感じて生きて行くバリ人にとっては祈ることで一日が過ぎて行くようにさえ思えます。信仰深い、信心深いだけではなく、それらが彼らの日常を守り、道を学ぶのでしょう、そして「信じる者は、救われる」なのです。人間の自我が「死」を怖れ、「生」を誇大化し、「祖先」を無礙に、「神」を冒涜し、「霊」を無視します。そして常に心中深く不安と恐怖を宿してしまうのでしょう。病気、無知、貧困、は人を変えていきます。心の健康を維持するためにも信じて祈る事が大切のようにも思えます。別に神だけではなく、人、もの、自分、仕事、全てに信心と祈りを持って生きることで、心の安堵が得られるのではないでしょうか?

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