私はバリに住み出していつも犬を飼っています。バリの犬は中型犬のバリ犬、キンタマニの町からやってくるキンタマニ犬、そしてペットショップではあらゆる種類の犬が売られています。また犬のシェルターもあり、野犬狩りから守る為にも、また無料で犬を飼いませんかと活動しています。バリは狂犬病がある為に野犬狩りをしているので、首輪のない犬は容赦なく捕獲されます。狂犬病が原因で亡くなられる方も多数います。
また鳥インフルエンザも色んな地区で死亡者を確認しています。飼い犬はワクチンを注射しなければなりません、昨年からは無料で注射が行われています。
ここ2年ほど、2匹の雌犬と過ごしています。プティとマゼッという、キンタマニ犬とバリ犬に混血とマゼッはバリ犬です。バリに住んで11年、その間に7匹の犬が他界しました。ほとんどは交通事故で信号のない村の道を飛ばす車にはねられてしまいます。また、農薬をまぜた毒で殺されることもあり、犬にとってはペット扱いされない、番犬の宿命です。毎回、毎回硬直した犬を抱える時の感触が寂しくも、惨めで、悲しい思いをします。そこでこの2匹の為には外へ出ないようにと庭に金網を張って守ろうとしましたが、プティは塀をジャンプしますし、マゼッは扉のロックを外すのです。そして2匹が揃って外へと、今度はダブルロックでマゼッが鼻で外せないよう両面にカンヌキをつけました。しかし、昨日プティが夜に外に出て行って帰ってきません。探してもいないし、翌朝道の路肩を見て回ったのですが事故に遭った様子もなく、友人や村の人に聞き込みをしたりして探したのですが,いません。折角ノミのシラミもいないきれいな体で、私が鳥の背骨や臓器を買ってつくるドッグフードで健康で毛並みのきれいな犬なので すが、どうも犬泥棒に捕られたようなのです。プティは真っ白で可愛い犬なので売れると思われたのか、マゼッは少し厳つい顔をしているので狙われなかったのか、と色々考えさされます。

★この通信を書いて寝た、翌朝、寝室にプティが居る夢を見た、そしてソファの上でいつものように寝ているプティを夢の中でと、思ったら、なんと、そこにプティが戻って来たではないか、それが夢でなく本当だったと解って歓喜したのは朝の5時だった、犬泥棒さんごめんね。

※ 絵をクリックして頂くと拡大画像がご覧になれます。
画像(上)犬と昼寝 (中)マゼッ(下)Lost Putih


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